6年連続で輸入車モデル別登録台数ナンバー1の座に君臨する大人気モデルのMINIシリーズに、限定車「Brick Lane Edition(ブリック レーン エディション)」が設定された。同モデルは、MINIの故郷である英国ロンドンのストリートアートの聖地「ブリック レーン」にインスパイアされた内外装が特徴だ。
レンガ造りの歴史ある街並みのなかで、さまざまな文化の融合による刺激が、モダンなストリートアートへと昇華されるロンドンの最先端の地域の息吹を感じさせる特別なMINIの全容をお届けしよう。
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文/大音 安弘、写真/BMW
■ロンドンをモチーフとしたアートな限定車シリーズの最新作
ビーエムダブリューは2022年2月7日、MINIシリーズに限定車「Brick Lane Edition(ブリック レーン エディション)を設定し、同日より販売を開始することを発表した。価格は、433万~481万円。限定数は、全仕様合わせて660台となる。
MINIにロンドン・ブリック レーンの息吹を吹き込んだ限定車「Brick Lane Edition」を設定
Brick Lane Editionは、MINIが展開する英国ロンドンの地名を与えたアートな限定車シリーズの最新作だ。限定車のモチーフとなった「ブリック レーン」は、ロンドンのストリートアートの聖地と呼ばれ、今なお世界の若者たちが流行の発信地として注目するエキサイティングな街として知られる。
限定車のテーマは「自由に満ちた、個性の輝き」とし、ブリック レーンの街で感じられる自由な創造性やアイデンティティを起点に、人々が結び付き、力強く、活気に満ちたカルチャーを育んでいる街にインスパイアされたデザインを内外装に取り入れたする。
ブリック レーンの頭文字、「B」と専用ストライプを融合させた専用エンブレムも装着
■デザインにはレンガ建築も反映
トレッドパターンのような特徴的なストライプデザインがボンネットとボディサイドに与えられているが、これはブリック レーンのレンガ造りの建物から着想を得たものだという。ルーフには、爽やかなイメージを与えつつ、深みのある色合いの「サン・マリノ・ブルー」を採用しているのが大きな特徴だ。
このほかにも限定車ではブルーが世界観を示す重要な色に位置づけられ、専用アイテムのデザインにしっかりと使われている。
レンガの建造物にインスパイアされたラインデザイン。昔、ブリック レーンにはレンガ工場があり、今も多くのレンガ建築が存在する
限定車共通のアイテムを見ていくと、エクステリアでは、サイドスカットルやエンブレムなどの専用デザインのアイテムを追加。足元のブラックアロイホイールには、常時MINIのロゴが上向きとなる「フローティングホイールキャップ」を標準化している。
ホイールセンターキャップは、MINIのロゴが常に上向きになる仕様だ
インテリアでは、助手席側ダッシュボードのエクステリアステッカー、ドアシルプレート、フロアマット、キーキャップなどを専用アイテムとして装着。またMINIらしい走りを強調するアイテムとして、スポーツシートやMINIドライビングモードも特別装備している。
インテリアは黒を基調に。ダッシュボードには、専用ステッカーが装着される
また、快適及び安全装備も強化され、シートヒーター付きフロントスポーツシート、リアビューカメラ、PCD(パークディスタンスコントロール)、ブラックアルミホイールなどを標準化している。
■選べる仕様はハッチとクラブマンに
ベースに採用されるのは、MINIの中核的存在である3ドアハッチバック「クーパー」、利便性を高めた5ドアハッチバックから「クーパーD」、多目的に使えるステーションワゴン「クラブマン クーパーD」の3タイプを用意。全車右ハンドル仕様のATとなる。
3ドアのハッチバックは、1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、7速DCTを組み合わせる。ボディカラーは、「ホワイト・シルバー・メタリック」を採用。180台限定で433万円となる。
同じハッチバックでも、5ドアは1.5L直列3気筒クリーンディーゼルターボと7速DCTの組み合わせとなり、ボディカラーは、「ホワイト・シルバー・メタリック(特別仕様色)」と「ムーンウォーク・グレー・メタリック」の2色を設定する。
販売面でもメインストリームと目され、限定数も300台と多い。価格は463万円となる。
ホワイト・シルバー ・メタリックは、ハッチバックモデル共通のカラー。5ドアハッチバックでは、ムーンウォーク・グレー・メタリックも選べる
上級モデルとなるステーションワゴン「クラブマン」は、2L直列4気筒クリーンディーゼルターボを搭載し、8速ATとの組み合わせに。ボディカラーもカスタマイズオプションのMINI Yours専用色の「MINI Yours エニグマティック・ブラック・メタリック」を特別採用している。
ブラック系のボディカラーに合わせて、ブラックパーツを取り入れた「ピアノブラックエクステリア」を装着し、ハッチバックとはストライプステッカーの色調が異なるなど、差別化が図られている。限定数は180台となり、価格は、481万円だ。
ブラックのボディにブルーのルーフを組み合わせるMINIクラブマン「Brick Lane Edition」
ユニークなストライプ柄を取り入れながらも、爽やかで大人な雰囲気のカスタマイズを実現した「Brick Lane Edition」の納車次期は、第一四半期(4月~6月)以降となる見込みだ。
■地名モデルのMINIはほかにも……
このほかにも最新のMINIでもロンドンの地名を使った特別仕様車として、MINIクラブマンとMINIクロスオーバーに、ONEをベースとした「Buckingham(バッキンガム)を設定。
さらに、MINIクラブマンでは、クーパーDをベースに、英国紳士をイメージした伊勢丹メンズとのコラボレーションモデル「Savile Row Edition(サヴィル ロウ エディション)」が展開されている。
地名を持つ特別仕様車「MINIクロスオーバーBuckingham(バッキンガム)」もちろん、ロンドンのバッキンガム宮殿が由来だ
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